学校の垣根を超えて小中高生らが合唱を学ぶ「合唱塾」の修了コンサートが28日、郡山市であった。約150人の塾生たちが、5月からの計7回の講習で学んだ成果を披露した。
合唱塾は、学校の部活動の枠を超えて合唱の技術や表現力を磨く場として、県合唱連盟県南支部が主催している。今年3月で教員を退いた小針智意子さんを音楽監督に、今期から県内すべての小中高生が参加できるようにした。
コンサートでは定番曲からJポップまで、合唱用にアレンジされた5曲を歌い、会場から大きな拍手を受けた。
郡山市立郡山七中の斎藤夏乃さん(3年)は「他校の生徒や高校生の声を聴いて自分の課題がよくわかった。合唱塾で学んだことをこれからの活動にいかしたいです」と話した。
後期合唱塾は11月に開講する。参加申し込みは専用フォーム(https://forms.gle/9q3nGyw6A2yxJ3Nw8)から。(斎藤徹)